入退室管理・顔認証・指紋認証・静脈認証
世界トップ水準の品質と実績
米軍基地や海外の日本領事館等機密施設に導入
KJTECH&KJTECH japanはOEM出荷を含め
世界50カ国80万台出荷の世界品質
KJTECH&KJTECH japanの製品は
ISO27001(ISMS認証)情報セキュリティに対応可能

JAPAN&KOREA technology

総合セキュリティソリューションをリードする世界最高技術静脈認証99.99%
顔認証99.99%
指紋認証99.99999%

特許・ISO関係 KJTECH本社取得米国特許

KJTECH&KJTECH japanは、高い技術力と高度なアルゴリズムを採用した製品やシステムで、さまざまなセキュリティ課題の解決に取り組んでいます。生体認証を用いたKJTECH&KJTECH japanの顔認証や指紋認証は、超高速のアルゴリズムで、1秒未満のスピードで認証できる高品質なリーダーです。顔認証や指紋認証、カード認証などを用いる入退室管理システムの導入は、正確かつ迅速に人の流れを把握でき、勤怠管理の効率化が実現します。高度な情報セキュリティで防犯性も高まり、鍵の管理の手間や紛失といったリスクを解決できます。世界50か国で利用されるKJTECH&KJTECH japan製品の導入実績はOEM出荷を含め80万台以上、日本向けプロジェクトにおいて培った技術で、国内でも積極的に導入が進んでいます。

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BIOMETRIC

生体認証顔認証・指紋認証・虹彩認証・静脈認証

生体認証(顔認証・指紋認証・虹彩認証・静脈認証)はバイオメトリクスとも呼ばれ、他人と区別できる個人の身体の特徴を使って、入退室管理システムの鍵を解錠する認証技術です。顔認証とは、あらかじめ登録しておいたデータとカメラで読み取った顔が同じと判断されれば解錠されます。指紋認証は、スマートフォンやパソコンにも導入されており、親指や人差し指などをタッチして照合する認証方法です。静脈認証は、赤外線によって指先や手のひらの静脈パターンを読み取る生体認証です。虹彩認証とは、黒目(瞳孔)の周囲にある虹彩に刻まれたシワのパターンから本人確認する方法です。顔認証・指紋認証・虹彩認証は従来と異なり物理的な鍵を持ち歩く必要がないため、出し入れの手間がありません。よって必然的に鍵の紛失や返却忘れなどのトラブルが減り、新たな鍵作成の必要がないため経済的です。個人の身体のデータは他人が盗んだりコピーしたりするのも困難であるため、生体認証(顔認証・指紋認証・虹彩認証)のデータでなりすまして不正解錠される危険は極めて低くなっています。生体認証(顔認証・指紋認証・虹彩認証)で取り扱うデータは生涯大きく変わることのないデータであるため、ごく限られた権限の人間のみ設定変更できるようにするなど厳格な管理が必要です。KJTECH japanは、経営及び管理支援の効果につながる最先端の情報セキュリティシステムを構築しています。

BIOMETRIC
FACE

顔認証

顔認証は、認証機器に搭載されたカメラに顔を映した際に、映した顔と登録された顔が同一人物のものであるかを照合する技術です。顔の大きさや、目や口、鼻といったパーツが登録画像のデータと一致すれば解錠され、一致しなければエラーとなり解錠できません。自分の顔を鍵として利用できるため、他人による複製や盗難のリスクがない防犯性の高い生体認証です。事前に認証機器に顔のデータを登録しておけば、認証のたびにカードや物理鍵を持ち運んだり、鞄から取り出したりする手間を省けます。暗証番号と異なり暗記したり、番号を打つ際に周囲に人がいないかを注意したりするストレスもありません。顔を映すのみという手軽さから、子どもを抱えた方や荷物で手がふさがった方でも迅速に認証できます。顔認証はカメラ以外に特殊な認証機器が不要な点や非接触で認証できる安心感から、不特定多数が来店する店舗や施設などで広く導入されています。顔認証は、人の出入りを把握する入退室管理システムとの相性も高く、金融機関での本人確認手続きや空港のゲート、医療機関やオフィスのなど幅広い場で活用されています。複数人の顔を同時に読み取れる顔認証では、入室権限がないにも関わらず後ろについて不正に扉を通過する、共連れを防げます。認証と同時に体温測定が可能な顔認証や、マスクを着用したまま認証できるマスクモードを搭載した顔認証も存在します。近年は、立ち止まらずにカメラの前を通過するのみで認証できるウォークスルー顔認証の技術も開発されています。顔認証には、顔の情報を平面として読み取る2D認証と、立体的に読み取る3D認証があります。2D認証はビジュアル方式とも呼ばれ、3D認証はIR方式とも呼ばれます。顔の大きさや目や鼻などのパーツの位置関係を登録データと照らし合わせるのが2D認証で、赤外線センサーにより顔を読み取るのが3D認証です。赤外線センサーを用いる3D認証は、平面情報としてとらえる2D認証のように髪型やメイク、照明によって認証精度が左右されません。顔のデータを立体的にとらえるため、骨格の違いによる顔の凸凹までを読み取れます。近年の防犯性の高い顔認証では偽物の画像を使った不正解錠も困難なため、入退室管理システムに導入することで正確な人数把握が可能なり、高い情報セキュリティを実現できます。


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FINGERPRINT

指紋認証

指紋認証は人間の指にある指紋を利用した生体認証で、スマートフォンやパソコンなどにも導入されている技術です。指紋は人それぞれ異なるパターンを持ちます。指紋は隆線と呼ばれる盛り上がった部分からなり、隆線の切れ目や枝分かれ部分に違いが加わることで、三角州や袋小路などさまざまな模様が形成されます。指紋認証で行われる主な読み取り方式は、汗の性質を利用した静電容量方式です。静電容量方式の指紋センサーは、スマートフォンのホームボタンなどに搭載されています。指は常にかすかな汗をかいています。指紋センサーは電気を通す汗の特性に反応し、指紋の特徴を抽出します。指の汗に含まれる電解質の量が指紋内の凹凸に応じて変化し、センサーがその差を読み取ります。センサーの電極を使用して指紋内の電気量の差をデータとして登録し、指紋に一致する特徴点が複数あれば認証が成功します。複数の特徴点の間を横切る隆線の数をリレーションと呼び、リレーションの情報を使用することでより高い精度の指紋認証が可能です。指紋認証の仕組みには、光学式や超音波式があります。光学式は指紋に当てた光の反射を利用して認証する仕組みで、画面に触れて認証できるスマートフォンなどに搭載されている認証方法です。超音波式は、超音波の反射から得られるデータを利用します。超音波は皮膚の内部まで通れ、血流の読み取りが可能であるため、指に汚れや水気があっても本人確認ができる高精度な認証方法です。利便性の高さから入退室管理システムで多く活用されている指紋認証ですが、さらにセキュリティを向上させるためには、複数の指の登録や、暗証番号などと併用した運用があげられます。KJTECH&KJTECH japanの指紋認証とほかの認証方法と組み合わせて入退室管理システムを運用すると、容易に二重認証が実現できます。


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IRIS

虹彩認証

虹彩認証は、瞳の虹彩で本人確認をする認証技術です。人間の瞳の白目部分は強膜、黒目の中心部は瞳孔と呼ばれます。アイリスとも呼ばれる虹彩は、瞳孔周辺にあるドーナツ状の部分で、個人で異なる見た目をしています。目は、瞳孔の開き具合によって網膜に入る光量を調整する仕組みです。虹彩には虹彩筋と呼ばれる筋肉があり、瞳孔の開閉調整によりシワ状のパターンが刻まれます。虹彩認証は個人の虹彩コードを作成し、赤外線カメラの撮影で一致を照合する仕組みです。方法としては、赤外線カメラで虹彩を撮影し、まつ毛や瞳孔などを除いた虹彩部分のみを特定します。次に、特殊な計算式で画像をドーナツ形から長方形にし、縦と横に細かく分けた数値で個人の虹彩コードを作成します。入退室を虹彩認証で行う場合、個人の虹彩コードをデータ上の虹彩コードと照らし合わせ、一致した際のみ扉の解錠が可能です。虹彩認証は個人特定率が高く、1度登録すれば長期間使える認証方法です。複数ある生体認証のなかでも虹彩認証は、他人を誤って本人と認証してしまうFAR(他人受入率)が最も低くなっています。虹彩のパターンは、満2歳以降は変わらないため、成長の度に登録し直す手間がありません。虹彩のパターンは同一人物でも左右の目で異なり、一卵性双生児でも異なるため、なりすましを防止します。充血は白目の強膜で発生し、虹彩に影響しないため、充血や結膜炎でも虹彩認証は利用可能ですが、目の手術や怪我で虹彩部分の状態が変わると読みとれない場合があります。亡くなった人の目は、身体中の筋肉が弛緩し、虹彩の筋肉が緩むことで瞳孔が開くため、虹彩認証に利用できません。虹彩認証は赤外線の照射による撮影で、夜間や暗い場所でも撮影できますが、眼鏡の反射位置やサングラスの透過率、太陽光の映り込み具合によっては、エラーになる可能性があります。虹彩認証はテンキーのようにパスワードを覚える必要がなく、非接触で認証できます。医療機関や食品工場などのように手袋やマスク、防護服などをつけていても、目元さえ出ていれば非接触で利用可能です。眼鏡やコンタクト、防塵ゴーグルも透明であれば認証できるため、入退室のたびに外す手間がありません。カラーコンタクトの装着は、虹彩を覆い隠すため、認証は困難です。虹彩認証は、ICカードやパスワードのような認証方法と異なり、複製や盗難が非常に困難な安全性の高い技術です。よってオフィスの出入口や金融機関のATM、国際空港の入国審査、国民IDなどで導入されています。KJTECH&KJTECH japanのセキュリティシステムと虹彩認証を連動させると、情報漏洩事故の防止や入退室管理の効率化が実現します。

ACCESS CONTROL SYSTEM

入退室管理システム

入退室管理システムとは、部屋の出入口に設置された認証機器により人の出入りを記録・管理するシステムです。KJ TECH japanでは、入退室管理システムをもとにセキュリティ分野のアプリケーションシステムを統合管理できる、セキュリティ分野のSIシステム設計・構築を行なっています。暗証番号、ICカード、指紋認証や顔認証といった生体認証の認証機器を用いて、解錠や施錠の履歴から入退室を把握します。これらの方法を入退室管理システムに組み込み認証すると、客観的かつ正確に人の流れを確認できます。入退室管理システムでは、施解錠にあわせて自動で入退室が記録されるため、物理的な鍵を使った場合に起こりがちな台帳への記入ミスや不正申告の恐れがありません。リアルタイムで複数の部屋の入室状況を把握することも可能なため、警備員を各扉に配置するよりも低コストで建物の安全性を維持できます。勤怠管理システムやエレベーター、火災報知設備、警備システムなど連動可能なシステムも豊富なため、入退室管理システムとの組み合わせにより建物の防犯性や利便性をより高められます。KJTECH&KJTECH japanは、施設や従業員のセキュリティ業務の自動化、情報漏洩が防げる最先端システムを構築しています。

ACCESS CONTROL SYSTEM
INFORMATION SECURITY

ISO27001(ISMS)情報セキュリティ

ISO 27001とは、情報セキュリティマネジメントシステム (Information Security Management System, ISMS) を構築・運用するための国際的な規格のひとつです。ISMSを取得する理由として、重要情報の保護が重要な役割を果たします。入退室管理や企業戦略といった情報セキュリティのリスクを特定し、それらに対して適切なセキュリティ対策を講じることができるため、情報漏洩やサイバー攻撃などのリスクが軽減されます。なかでも入退室管理システムは、重要なセキュリティ対策のひとつとして扱われます。顔認証や指紋認証といった個人を判別し認証する機器と組み合わせることで、各部屋のアクセスを制御し、物理的かつ情報セキュリティを確保します。ISMS認証の取得は、企業に対する信頼性の向上につながるといえます。KJ TECH JAPANが開発・販売している製品は、ISMSに準拠したセキュリティソリューションを提供している、世界トップクラスの情報セキュリティシステムです。

GLOBALANTIPASSBACK

グローバルアンチパスバック

グローバルアンチパスバック(global anti pass back)は、共連れ対策として入退室管理システムに備わるアンチパスバック機能を、より大規模にしたシステムです。共連れとは、本来は認証した人しか通れない室内または室外へ、前の人に続いて不正に通過する事態を指します。部外者が内部の人に気づかれないように共連れで入室する場合や、内部の人の協力により侵入するケース、カード忘れなどで入室させてしまう場合があります。アンチパスバック(anti pass back)は特定の扉で入室記録がなければ退室が許可されない機能で、入室よりも退室時により強い制限を設けることで、共連れで入った不審者が外に出ることを防止する役割を果たします。侵入した者を外に出さないことで機密情報や機器の持ち出し、金品の盗難などを防ぎます。大型の公共施設や事業規模の大きな企業では、入退室管理システムと連動したエリア内に出入口が多数あります。グローバルアンチパスバック(global anti pass back)は、特定の扉で運用するアンチパスバック(anti pass back)に対し、同じグループに属する範囲であれば別々の扉でアンチパスバック(anti pass back)を運用できるシステムです。複数の出入口をひとつのグループとして設定することで、入室した扉とは別の扉から退出してもエラーにならずに退出できます。入退室管理システムでグローバルアンチパスバック(global anti pass back)を導入すると、施設内の通常の人の流れを妨げずに共連れの対策が可能です。グローバルアンチパスバック(global anti pass back)の導入方法には、ソフトウェア型とハードウェア型があり、ソフトウェア型ではコンピューターシステムと連携して履歴を確認できます。ハードウェア型は扉の近くに取り付けた認証機器に履歴を保存し、USBなどで取り出したデータをパソコンで閲覧することで入退室履歴を管理できます。KJ TECH japanは、防犯カメラや警備システムとの連動、セキュリティゲートの使用など総合的なセキュリティシステムの構築が可能です。

PRODUCT

製品情報

KJTECH&KJTECH japanは、防犯性に優れた指紋認証や顔認証の製品を数多く販売しております。指紋認証リーダーの認証速度は世界最速の0.1秒です。指の向きや状態を気にせずにすばやくロックを解除でき、成長に合わせて指紋の状態を自動で学習するアルゴリズムも用いられているため安心して利用できます。KJTECH&KJTECH japan製品の指紋の登録可能数は最大5万個、認証履歴の保存は最大50万件です。指の表皮より奥に存在する真皮まで認証できるMSIセンサーの利用で、汚れや濡れのある指でも確実に認証できます。ほかにも、ICカードやバーコード、QRコード認証に対応した製品や、小型で軽量の指紋スキャナーも取り揃えております。顔認証リーダーは、マスクをしたままでも1秒以下で認証が可能です。製品によっては同時に5人まで認証できるため、共連れによる不正侵入者を逃しません。温度センサーが搭載されている製品では、入退室と同時に体調不良者を迅速に発見できます。

CANPANY

会社案内

KJTECH japanが販売サポートしている製品は、韓国のセキュリティ企業KJTECHとKJTECH japanの日本向けプロジェクトで培った技術の結晶です。安全性の高さが評価されているKJTECHとKJTECH japan製品は、日本国内の上場企業様等の入退室管理や韓国の大統領官邸、国会議事堂、アメリカ・イギリス・ギリシャの政府機関・ドバイの施設など世界中の重要施設で利用されており、世界50カ国80万台以上の納入実績があります。KJTECとKJTECH japanではハイクオリティなアルゴリズムにもとづいた生体認証端末の開発や、アクセス制御システムの構築を行っています。カードや生体認証、HID製品による入退室管理システムの構築に加え、勤怠管理システムや飲料水管理システム、車両管理システム事業で企業などの活動をサポートしています。さらに映像監視システム、対テロ防止システム、侵入検知システムといったセキュリティシステムのほか、セキュリティゲート(フラッパーゲート)や自動ドアへの認証機の構築も行っています。

CANPANY
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WORK

導入事例

KJTECH&KJTECH japanの製品は、世界50カ国で広く使われています。日本国内でもオフィス、保育園、会員制ジムなど幅広い導入事例があります。たとえばオフィスでは、社員証のIDカードをKJTECH&KJTECH japanの指紋認証リーダーに変えることで鍵やカードの紛失トラブルがなくなり、認証スピードの向上に成功した事例があります。KJTECH&KJTECH japanの生体認証リーダーは入退室管理システムや勤怠管理システムにも使えるため、タイムカードの廃止や給料計算の効率化にも貢献しています。保育園への顔認証リーダーの導入では、子どもの送迎時にインターホンで名前を確認していた保育士の負担が軽減され、保護者による鍵の締め忘れも防止できるようになりました。24時間営業の会員制ジムでは、指紋認証リーダーに変更したことで受付を無人化でき、人件費削減や業務の効率化が実現しました。このように、KJTECH&KJTECH japanの製品はさまざまなシーンでセキュリティ向上や業務効率化に貢献しています。

COLUMN

コラム

クラウド型にはない強みもつオンプレミス型のセキュリティ

近年、企業のITインフラにおいてオンプレミス型とクラウド型を利用したセキュリティシステムが拡大しています。とくにオンプレミス型は、強固なセキュリティ性やカスタマイズ性の自由度から、クラウド型での懸念点が回避できるため、さまざまな環境下で注目されています。医療機関や金融機関のように機密性の高いデータを扱う業界では、データの完全な管理と制御が可能なオンプレミス型が最適といえます。
 
◎オンプレミス型とクラウド型の管理方法の違い
オンプレミス型とクラウド型は、それぞれ異なる管理方法になります。オンプレミス型は、企業が自社内に設置したハードウェアやサーバーを使用し、その運用・管理をすべて自社で対応する仕組みです。一方、クラウド型は外部のプロバイダーが提供するリソースをインターネットを通じて利用する形態です。オンプレミス型は、企業は自社内でITインフラ全体を直接管理します。システムの構築、運用、メンテナンスまで自社で行うため、システム全体に対する完全な制御の権限を得ることができます。たとえば、企業が独自の業務フローや要件に合わせてシステムを設計し、必要な変更や拡張を柔軟に行うことが可能です。さらに、セキュリティ対策についても、自社で管理方針を立てることができるため、他社にはない独自のセキュリティ対策を満たすように設計することができます。とくに、金融機関や医療機関など高度なセキュリティが求められる業界では、オンプレミス型の管理方法が適しています。オンプレミス型は、データの保存場所やアクセス制御の設定も自社で行うため、データの安全性を最大限に確保できます。クラウド型の管理方法は、オンプレミス型とは大きく異なります。一方、クラウド型は外部プロバイダーが提供するITリソースを、インターネットを通じて利用する形態です。サーバーの設置やハードウェアの保守・管理をプロバイダー側に任せられるため、企業は自社内での設備構築や運用負担を大幅に軽減できます。クラウド型を利用するにはインターネット接続が必須となるため、ネットワーク障害や通信速度の問題が発生した場合、サービスの利用に支障がでる可能性があります。またクラウド型は、管理の多くをプロバイダーに依存するため、システム全体の透明性が低くなる場合があります。たとえば、サーバーがどの地域に設置されているか、データがどのように保護されているかを完全に把握することは難しくなります。オンプレミス型とクラウド型の管理方法の違いを比較すると、それぞれの特徴が明確にでます。オンプレミス型は、セキュリティや制御性、カスタマイズ性においてクラウド型よりも優れており、情報保護を重要視する企業や必要条件に適します。クラウド型は、プロバイダーによる保守管理で運用の負担を軽減できる一方、オンプレミス型よりもセキュリティ対策の透明性や制約があります。企業は自社の業務内容やITリソースに対するニーズを十分に理解したうえで、オンプレミス型とクラウド型の自社に最適なインフラを選択することが必要です。
 
◎セキュリティ性に優れたオンプレミス型
オンプレミス型は物理的なデータ保管や機密情報管理において高いセキュリティ性能を発揮し、外部アクセスによるリスクを最小限におさえることができます。オンプレミス型のセキュリティ性は、データが物理的に自社内に保管されます。オンプレミス型の環境では、サーバーやデータ容量のストレージが企業の管理下にあるため、外部からの不正アクセスによる情報漏洩リスクが最小限におさえられます。クラウド型のようにデータが外部のプロバイダーのサーバーに保管される場合、そのサーバーの所在やセキュリティ対策に関して透明性が低下することがありますが、オンプレミス型ではその心配がありません。物理的なアクセス制御が可能なオンプレミス型は、権限のない人間のサーバールームへの立ち入りを制限したり、顔認証や指紋認証などの生体認証やセキュリティカメラを活用して保護することも容易です。オンプレミス型では誰がどのデータにアクセスできるかを細かく設定可能な完全なアクセス制御が実現できます。アクセス制御を徹底し、自社の運営に適した管理を行うことができるため、クラウド型よりもセキュリティの一層の向上につながります。さらに、オンプレミス型はオフライン運用が可能です。クラウド型はその性質上、インターネット接続が必須であり、ネットワーク障害やサイバー攻撃が発生した場合にシステム全体が停止するリスクがあります。一方、オンプレミス型では、ネットワークがない環境でシステムを運用することが可能であり、クラウド型で懸念されるインターネット依存の脆弱性リスクを回避することができます。このため、オンプレミス型は非常時においても重要なシステムやデータを安全に利用できる体制を構築できます。クラウド型はプロバイダーへの依存度が高く、特定のセキュリティリスクが発生することがあります。クラウド型の環境では、プロバイダー側の障害によってデータ漏洩やシステム停止のリスクが生じます。クラウド型はデータがプロバイダーのサーバーに保管されるため、データの物理的な保管場所が不明瞭である場合があります。オンプレミス型は、医療機関や金融機関のように高度なセキュリティが求められる業界に適しています。戦略データや独自のノウハウが含まれる業務を扱う企業でも、オンプレミス型のセキュリティは有効です。これらのデータが外部に流出することは競争力の低下や業績への悪影響をもたらす可能性があるため、オンプレミス型による高度な保護が不可欠です。業界ごとの規制や高度なセキュリティ要件を満たす必要がある場合、オンプレミス型はクラウド型にはない安心感を提供します。
 
◎オンプレミス型の柔軟なカスタマイズ性
オンプレミス型とクラウド型を比較した場合、オンプレミス型はシステムの設計や運用において圧倒的な自由度を誇ります。クラウド型は標準化されたサービスを提供するため、特定の業務に最適化するためのカスタマイズが制限されることが多いです。オンプレミス型では、自社の業務プロセスや独自要件に合わせて、ハードウェアやソフトウェアを柔軟に構築し、自由に運用することが可能です。とくに、業務フローの変化に迅速に対応しなければならない企業にとっては、オンプレミス型のもつカスタマイズ性の高さが大きな強みとなります。オンプレミス型の最大の特徴は、システムの設計を完全にコントロールできる点です。企業は、自社の業務プロセスに合わせてハードウェアやソフトウェアを選択し、オンプレミス型の特性をいかして必要に応じて拡張・変更することができます。たとえば、製造業では生産管理システムと工場内のデバイスを統合し、リアルタイムで生産ラインのデータを分析するシステムを構築することが求められます。このような特殊な業務要件に対応するには、クラウド型の標準的なサービスでは制約が多く、オンプレミス型の方が適します。さらに、オンプレミス型はシステムの拡張性と柔軟性にも優れています。クラウド型で新しい機能を追加するにはプロバイダーが提供するオプションを利用する必要があり、既存システムとの互換性やカスタマイズの制約が発生する可能性があります。しかし、オンプレミス型ならば、自社のニーズに応じてサーバーの増設やソフトウェアのアップグレードを自由に行うことができます。オンプレミス型は外部のクラウドプロバイダーに依存せず、自社の独自性を維持できます。クラウドサービスは、特定のプロバイダーに保管されるリスクがあり、1度導入すると別のプラットフォームに移行することが難しくなることがあります。とくに、業務に特化したアプリの場合、特定のクラウド環境に最適化されていると、ほかのクラウドへの移行がコスト面でも技術面でも難しくなります。一方、オンプレミス型であれば、システムを自社の要件に沿って構築できるため、特定のクラウドプロバイダーに縛られることなく、自社のビジネスモデルに適した形でITインフラを運用できます。特定の業界や業務プロセスに特化したシステムを構築する必要がある企業にとって、オンプレミス型のもつ自由なカスタマイズ性は欠かせません。標準化されたクラウドの利便性だけでは解決できない業務要件をもつ企業は、オンプレミス型を活用することで、より最適なITインフラを構築することができます。
 
◎安全なセキュリティを誇るオンプレミス型システムGauss
KJ TECH japanの製品で使われているGaussは、高度な処理能力と柔軟性、セキュリティ性をもつオンプレミス型システムです。Gaussは、高速処理が求められる計算やデータ分析を自社環境で行えます。オンプレミス型のGaussは、クラウド型のようにインターネットを介してデータを外部に送信する必要がなく、ローカル環境で計算処理を完結できます。これにより、データ転送に伴う遅延を回避でき、リアルタイム性が求められる業務に最適です。Gaussは企業が保管する機密データを安全に分析するための強力なセキュリティ機能を備えています。オンプレミス型のため、データはすべて自社内のサーバーに保存され、外部プロバイダーへの依存が一切ないため、データが外部に流出するリスクを最小限におさえることができます。とくに、医療機関や金融機関、政府機関など、機密情報を取り扱う業界では、データがどこに保管されているかを正確に把握し、厳密に管理する必要があります。クラウド型では、データの物理的な保管場所が特定できない場合がありますが、オンプレミス型のGaussであれば、企業が自らデータの所在を完全に把握できます。Gaussは従業員の個人情報を保護するための機能も充実しています。勤怠管理や入退室管理といったシステムと連携させることで、従業員のデータを安全に記録・管理できます。企業内でのセキュリティを徹底するために、Gaussは生体認証を採用しており、従業員の指紋や顔認証などを用いた安全な認証プロセスを実現します。この機能により、部外者の不正なアクセスを防止すると同時に、従業員のプライバシー保護も強化されます。とくに、大規模な企業や機密情報を多く扱う企業において、入退室管理システムと生体認証を組み合わせることで、セキュリティ体制をさらに強固にできます。Gaussは多機能なシステムであり、勤怠管理や入退室管理の管理データを分析し、業務改善に役立てます。オンプレミス型のため、これらの機能を自社独自の要件に基づいてカスタマイズできます。たとえば、従業員の勤務データを収集して労務管理を効率化したり、入退室データをもとにセキュリティ体制を強化したりすることが簡単に行えます。このように、Gaussはオンプレミス型の利点を最大限に活用したシステムであり、高速処理能力、安全性、柔軟性のすべてを兼ね備えています。
 
◎オンプレミス型を用いた入退室管理システムの導入事例
オンプレミス型は、高いセキュリティ性や柔軟なカスタマイズ性から、厳格なアクセス管理が求められるさまざまな業界で広く活用されています。
 
⚪︎医療施設に入退室管理システムを導入
医療施設では、オンプレミス型の入退室管理システムを導入することで、院内の重要エリアへのアクセスを自社内で安全に管理する体制を構築します。手術室や薬品庫、検査室などは外部からの不正アクセスを防ぐ必要があり、クラウド環境に依存した場合にはネットワーク経由のリスクが懸念されることがあります。オンプレミス型では、アクセスログや認証情報をすべて院内サーバーで管理できるため、外部からの侵入リスクを避けつつ、医療機関独自の運用ルールに合わせた細かな設定が可能です。また、インターネット接続に依存しないため、ネットワーク障害や災害時でも安定した運用が可能で、24時間体制の医療現場に適したセキュリティ運用を実現します。
 
⚪︎金融機関に入退室管理システムを導入
金融機関では、オンプレミス型の入退室管理システムを導入することで、金庫室やサーバールームなど機密性の高いエリアへのアクセスを厳重に制御します。銀行や証券会社では、顧客情報や資産データを扱うため、クラウド環境にデータや認証情報を預けることによる外部リスクが問題になる場合があります。オンプレミス型システムでは、入退室履歴やセキュリティ設定をすべて自社内で管理できるため、不正アクセスのリスクを最小限におさえることができます。また、二要素認証や生体認証など、金融機関特有の厳しいセキュリティ要件に合わせた高度なカスタマイズも容易で、ネットワーク分離環境でも安定した運用が可能です。
 
◎まとめ
オンプレミス型とクラウド型は異なる特徴と利点をもっているため、企業に適したシステム導入が重要です。オンプレミス型は自社のサーバーを管理し、データをコントロールできるため、高度なセキュリティを確保しながら業務に最適化されたシステムを構築できます。KJ TECH japanでは生体認証を活用したセキュリティ強化など、多岐にわたる業務の提供が可能なソフトウェアGaussを取り扱っています。自社の業務やセキュリティ対策に最適なオンプレミス型システムの導入は、KJ TECH japanまでお問い合わせください。
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