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アクセスコントロールで安全性と効率化を実現する出退勤管理システム

企業運営においては、常に従業員の労務管理と施設のセキュリティ対策が求められます。労働時間を正確に記録する出退勤管理は、勤怠管理や給与計算など企業の運営効率を高めるために欠かせません。また、さまざまな雇用形態に適したアクセスコントロールは、不正入室や情報漏洩などのリスク回避に貢献します。さらに静脈認証などの精度の高い認証方法は、企業の効率的な運営とセキュリティ強化につながります。
 
◎正確な記録を求められる出退勤管理の必要性
ビジネス環境において、出退勤管理は企業運営の基盤となります。出退勤管理システムは、従業員の労働時間を正確に記録し、運営者側でひとり一人の勤務状況を把握します。出退勤管理の役割は、勤務記録を残すだけでなく、給与計算や勤怠管理の効率化、労務トラブルの防止にまで広がります。従来から導入されていたタイムカードなどの物理的な出退勤管理は、コストをおさえられる一方で、人為的なエラーや記録の不正改ざんといったリスクがありました。また、手作業での記録集計やデータ入力には多大な時間がかかり、運用に非効率性が伴っていました。しかし、テクノロジーの進化により、ICカードや生体認証を活用してデジタル化された出退勤管理システムが広く導入されています。デジタル化した出退勤管理は、正確な記録精度と効率性の向上、企業全体のセキュリティ強化などに貢献します。デジタル技術を活用した出退勤管理では、施設の情報保護の機密性を保つことができます。とくに、生体認証を組み合わせた出退勤管理では、本人以外が不正にデータを操作することが極めて困難です。そのため、企業の内部情報や従業員のプライバシーを守るセキュリティ体制を強化できます。デジタル化した出退勤管理は、労働時間や残業時間、休暇取得状況の一元管理を可能にします。従業員の出勤や退勤の時間を正確に記録するだけでなく、休日や残業時間も細かく管理し、1人ひとりの働き方に合わせた柔軟な対応ができます。たとえば、在宅勤務や短時間勤務などの多様化する労働形態にも対応し、勤務状況を一元的に把握することで、組織全体の労務管理を効率化できます。さらに、出退勤管理で得られた正確な勤務データをもとに給与計算を行うため、特定の時間帯における手当支給などの漏れがなくなります。適切な出退勤管理システムを導入していない場合、企業はさまざまなリスクに直面します。たとえば、アクセスコントロールで施設内への不正入室者を防ぐ対策をしていない場合、機密情報が漏洩する危険性が高まります。また、正確な労働時間が管理できない状況は、従業員の企業への信頼低下を招く可能性があります。このような状況を未然に防ぐためにも、適切な出退勤管理システムが企業にとって不可欠です。企業で出退勤管理システムを導入することは、労務リスクの軽減だけでなく、従業員の働きやすさを向上させ、企業の健全な運営強化につながります。
 
◎セキュリティ強化につながるアクセスコントロールの仕組み
出退勤管理システムと連携できるアクセスコントロールは、特定の場所やシステムに対して「誰が」「どこに」「いつ」「どのように」アクセス可能かを細かく制限します。そのようにして、第三者による不正な利用や侵入を防ぐためのツールです。アクセスコントロールの仕組みは、物理的な施設の入退室や出退勤管理だけでなく、ITシステムへのアクセス制御にも適用されます。建物や施設におけるアクセスコントロールは、許可された従業員や訪問者だけが指定されたエリアに入室できるように制限し、不正侵入者によるセキュリティリスクを軽減します。デジタル環境の出退勤管理において、アクセスコントロールを用いるなら、企業内の重要なデータやシステムに対する不正アクセスを防ぐことができます。アクセスコントロールの導入はセキュリティの水準をさらに向上させます。たとえば、エリアごとの出退勤管理にアクセスコントロールを設けることで、偽造された身分証明書やコピー写真を使用して不正入室を試みる侵入者から施設を守れます。アクセスコントロールが不十分な出退勤管理は、外部からの侵入者だけでなく、内部からの不正行為のリスクも生じます。アクセスコントロールを導入し、生体認証やICカード認証といった高度な認証技術を活用するなら、不正入室のリスクを大幅に軽減できます。生体認証は、個人固有の身体的特徴を識別するため、他者による不正利用のリスクを減らし、施設内の安全性を確保できます。アクセスコントロールで出退勤管理の入室履歴が記録されるため、従業員による内部不正行為の抑止にも役立ち、情報漏洩や個人情報の流出などのリスクを未然に防げます。万が一不正行為が発生した場合でも、アクセスコントロールの履歴によって、誰がいつどのエリアに入室したのかを追跡できます。アクセスコントロールによって、情報漏洩が疑われる場合でも迅速に原因を特定し、最小限の被害でおさえられるよう防止対応を取ることも可能です。アクセスコントロールには、カード認証、暗証番号認証、生体認証などのさまざまな認証方法があります。そのなかでも生体認証は、非常に高いセキュリティ性能を持っているため、静脈認証のような高度な技術を利用することで、ほかの認証方法よりも精度を向上させられます。カード認証では、カードの紛失や盗難によるリスクがあり、暗証番号認証は番号の漏洩や使い回しによるセキュリティ上の懸念が回避できません。認証精度の高い静脈認証は、指や手の内部にある血管のパターンを利用しているため、偽造が極めて困難でセキュリティリスクを最小限におさえます。生体認証は、他人が物理的に模倣できない固有の情報を基盤としているので、出退勤管理への不正アクセスの可能性をさらに低下させます。アクセスコントロールは、出退勤管理でのセキュリティ手段としてだけでなく、企業の資産や情報を守り、従業員や顧客の信頼を築きます。物理的な施設とデジタルな情報資産の両方を保護するために、企業はアクセスコントロールを適切に運用する必要があります。アクセスコントロールのより高度な認証技術の活用は、組織の持続的な成長と安定運営に貢献します。
 
◎出退勤管理とアクセスコントロールを連携するメリット
出退勤管理とアクセスコントロールの連携は、企業における労務管理やセキュリティの運用の向上で多くのメリットがあります。出退勤管理とアクセスコントロールの連携により、従業員の出勤・退勤時間の記録と物理的な入退室データの一元管理が可能となります。出退勤管理データの正確性とアクセスコントロールでの信頼性の向上により、より正確かつ効率的な管理体制を実現します。アクセスコントロールによって記録された入退室データを出退勤時間として自動的に反映するなら、手動打刻によるミスや記録漏れが軽減します。また出退勤管理システムにICカードや生体認証といった認証技術を利用すれば、なりすましや不正打刻といったリスクも抑制できます。たとえば、出退勤管理で静脈認証を利用する場合、本人以外の人間がアクセスコントロールの記録を操作することは極めて困難です。正確な出退勤記録が従業員全員に適用されることで、信頼性の高い管理体制が確立され、従業員からの信頼も向上し、満足度やモチベーションアップにもつながります。また、出退勤管理とアクセスコントロールの連携により、労務管理業務の効率化も行えます。従来の出退勤管理では、勤怠記録を手作業で集計し、労働時間や残業時間を計算する必要がありました。しかし、アクセスコントロールと連携した出退勤管理システムでは、勤務時間データと入退室ログが自動的に一元化されるため、手動入力や計算の手間が大幅に軽減されます。労務管理部門の作業負担が軽減されるだけでなく、計算ミスによるトラブルの防止にもつながります。正確な出退勤管理のデータによって、残業時間や深夜勤務手当の計算も効率化され、給与計算プロセス全体が円滑に進みます。さらに、出退勤管理システムとアクセスコントロールの連携により、セキュリティリスクを軽減させるメリットもあります。アクセスコントロールが記録する「誰が、どこで、いつ入退室したか」という詳細なログデータを出退勤管理に活用するなら、不正行為の早期発見や抑止が可能となります。たとえば、アクセス権限を持たない従業員が特定のエリアに侵入しようとした場合、その出退勤管理の記録がアクセスコントロールで迅速に管理者に通知されます。迅速な出退勤管理の情報通知は、不正行為の可能性を未然に防ぐだけでなく、万が一のアクシデント時にも対応できる体制を作れます。そのようにして、企業のセキュリティレベルが全体的に向上します。また、出退勤管理とアクセスコントロールの連携は、企業の生産性と業務効率の向上にもつながります。出退勤管理の記録だけでなく、各エリアでの滞在時間を把握できるため、従業員がどのように時間を使っているかを分析し、作業の効率化を図れます。また、この仕組みは在宅勤務やフレックスタイム制など、多様化する働き方にも柔軟に対応できます。出退勤管理とアクセスコントロールの連携による正確なデータ管理と高度なセキュリティは、企業の信頼性を高めるだけでなく、従業員にとって安心して働ける環境を実現します。
 
◎アクセス権限レベルごとに認証を行う静脈+顔+カード認証リーダーFE-700
静脈+顔+カード認証リーダーFE-700は、顔認証、カード認証、静脈認証の3つの認証方法をアクセスレベルに応じて操作できます。静脈パターンと顔情報は10,000件登録でき、カード情報は200,000件登録可能です。より多くの人を簡易的に認証する場合は、物理的な認証方法であるカード認証を設定します。入室制限を行い、セキュリティレベルを強化したいエリアでは、生体認証である静脈認証とカード認証を組み合わせて、精度の高い認証を設けることができます。静脈認証は、認証リーダーに直接触れることがないため、認証速度が早く衛生面も安心です。FE-700の認証速度は0.5秒未満で、短い時間で多くの従業員の認証が必要な出退勤管理のアクセスコントロールに適しています。静脈は、体の内部に存在する部位なので、生涯変わることはありません。出退勤管理システムで必要な識別情報を定期的に更新する作業も不要なため、長期間利用するアクセスコントロールにも導入しやすい認証方法です。また静脈の認証は、指に外傷を負ったり、水分が肌に付着しているなどの外的要因に影響されません。静脈+顔+カード認証リーダーFE-700は、セキュリティ性が高く、利用者にとってもストレスフリーな出退勤管理を叶えます。
 
◎出退勤管理に静脈+顔+カード認証リーダーFE-700を導入した事例
静脈認証を活用した出退勤管理システムは、オフィスや工場、介護施設といったさまざまな業界で導入され、業務の効率化やセキュリティ強化に大きく貢献しています。
 
⚪︎オフィスに静脈+顔+カード認証リーダーFE-700を導入
オフィスでは、従業員が静脈認証を行うアクセスコントロールの際に、出勤時間が自動的に打刻されます。出退勤管理により、ヒューマンエラーや記録漏れが軽減されます。従業員は、入室時に認証を行うだけで打刻が完了し、スムーズな業務開始が可能になります。出退勤管理による正確な時間の打刻は、残業時間を正確に把握できるだけでなく、労務管理の向上にもつながります。静脈認証は固有の認証方法のため、なりすましや不正打刻のリスクを軽減でき、信頼性の高い出退勤管理が実現します。
 
⚪︎工場に静脈+顔+カード認証リーダーFE-700を導入
工場では、作業エリアへのアクセスコントロールと勤務記録を連動させることで、より高度なセキュリティ体制を作れます。危険エリアへのアクセスを厳しく制限することで、不正侵入や事故の防止にもつながります。たとえばアクセスコントロールの設定で、危険エリアへ不慣れな作業員や資格を持たない人の立ち入りを防ぐことができます。作業開始時や終了時の認証データが労働時間として出退勤管理システムに記録されるため、従業員ごとの稼働状況がリアルタイムで把握できます。出退勤管理のデータをもとに、労働時間にもとづいた適切なシフトの計画を立てることが可能となり、工場の生産性向上や作業効率の改善につながります。
 
⚪︎介護施設に静脈+顔+カード認証リーダーFE-700を導入
介護施設で、静脈+顔+カード認証リーダーFE-700を導入すると、職員の出退勤管理だけでなく、施設内の安全管理や医療トラブル防止に役立ちます。出退勤管理によって、勤務時間が自動的に記録されると同時に、患者のデータや薬品庫へのアクセスが管理されます。特定の職員だけが薬品庫の認証を通過できるように設定するなら、医療事故や薬品の不正使用を防止することが可能です。また、患者データへのアクセスも、特定の職員に限定できるため、個人情報の漏洩リスクを大幅に軽減できます。アクセスコントロールによって患者の安全を確保すると同時に、医療トラブルが起きた場合でも迅速に原因を特定し、適切に対応することができます。
 
◎まとめ
出退勤管理とアクセスコントロールを導入・連携させるなら、企業は従業員の労務データを正確に記録できます。労働時間の管理や給与計算の効率化だけでなく、不正行為や情報漏洩のリスクを最小限におさえられます。個人の居場所を特定するアクセスコントロールは、施設の安全にもつながります。KJ TECH japanでは、正確な時間を記録する出退勤管理に適した静脈+顔+カード認証リーダーFE-700を取り扱っています。出退勤管理やアクセスコントロールに関するご相談は、KJ TECH japanまでお問い合わせください。

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